「8(は)1(い)9(く)」のごろ合わせから、1991(平成3)年に、俳人で正岡子規研究家の坪内捻典らが、この日を「俳句の『日」に定めました。
夏休みに、子どもたちに俳句に親しんでもらいたいと考えたためです。
1998(平成10)年からは、毎年この時期に全国高等学校俳句選手権大会(俳句甲子園)が、愛媛県松山市で開かれています。
本日は、俳句に関する本のご紹介です。

▶『俳句を遊べ!』(佐藤文香/編・小学館・2016)
この本は、「俳句は難しい」「知識がないと作れない」というイメージをくつがえしてくれる一冊です。
俳人・佐藤文香さんが、俳句をルールで縛られた文学ではなく、「言葉で遊ぶ」楽しさとしてやさしく紹介しています。
実際に俳句を作る過程や句会の様子、作家や俳人との対談、コミックエッセイなども収録され、読み物としても飽きません。
季語や五・七・五の基本を学びながら、自分の感じたことを自由に表現する面白さを知ることができます。
俳句初心者はもちろん、「言葉の表現をもっと楽しみたい」という人にもおすすめの入門書です。
俳句がぐっと身近になり、身の回りの景色や季節を新しい視点で見つめたくなる一冊です。
続いて、ご紹介する本は『ビジュアルでつかむ!俳句の達人たち』のシリーズです。
▶『ビジュアルでつかむ!俳句の達人たち 〔2〕 与謝蕪村』(藤田 真一/監修・ほるぷ出版・2024)
▶『ビジュアルでつかむ!俳句の達人たち 〔1〕 松尾芭蕉』(藤田 真一/監修・ほるぷ出版・2023)
これらの本は、日本を代表する俳人の作品と生涯をわかりやすく知ることができるおすすめの本です。
与謝蕪村は、俳句に絵画的な美しさや豊かな情景を取り入れたことで知られています。
一方、松尾芭蕉は「奥の細道」などの紀行文を通して、自然や旅、人の心を深く見つめました。
二人の作品を読むと、短い言葉の中に広がる季節の風景や作者の思いを感じることができます。
俳句に詳しくない人でも楽しみながら、日本の伝統的な文学の魅力に触れることが出来ます。
俳句や日本文化に興味がある人、古典文学を身近に感じたい人にぜひおすすめしたい本です。
この二冊以外にも、「正岡子規」や「小林一茶」など日本を代表する俳人たちの本もございます。
みなさまのご来館、こころよりお待ちしております。


