今日4月16日は、熊本地震の本震が発生した日です。

今から10年前の2016(平成28)年4月14日午後9時26分熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震が発生しました。
そしてその翌日の4月16日午前1時25分、同じく熊本県熊本地方を震源とする震度7の地震が発生しました。
平成28年熊本地震は、観測史上初めて、同一地域において震度7の地震がわずか28時間の間に2度発生した災害として記録されています。
南関町ではこの時、震度5弱を観測しています。

そこで今日は熊本地震を題材にした 『あのとき、そこにきみがいた。 2016年4月熊本地震の現場から』(やじま ますみ/著・ポプラ社・2018)を紹介します。

本書は、熊本市在住のイラストレーター・やじま ますみさんが自身の被災体験をもとに描いたノンフィクション絵本です。
やじまさんが一家で被災し、小学校へ避難したときの様子が描かれており、くりかえす余震の中で、地元の人々が不安と絶望にうちひしがれている姿が生々しく伝わってきます。
写真ではなく絵本だからこそ、避難所にあつまった人々の表情や不安な気持ちがより伝わります。

やがて中学生たちがボランティアにきてくれました。
みんな、そろいの黄色いビブをつけて、てきぱきと手伝っている姿に元気をもらったと思います。
けれどビブをつけた子たちも辛いのは一緒。
ビブの背中に貼り付けた「地震でつらいのは、気のせい!!」という文字に、当時避難所でも必死に元気を出していこうとされていた姿が伝わってきます。

子どもだけでなく大人の方、年齢を問わずいろいろな世代の方にぜひ、読んでいただきたい絵本です。

もう一冊紹介します。

 『OLIVE いのちを守るハンドブック』(NOSIGNER/編・メディアファクトリー・2011)

OLIVE(オリーブ)は、東日本大震災から40時間後に開設した、生きるための知識を集めて共有するwikiプロジェクトです。災害時に必要となるさまざまなものを、身の回りのもので簡単につくる、実用的なアイデアを集めたウェブサイトを立ち上げました。(はじめに より抜粋)

この本には、地震だけでなくさまざまな災害からいのちを守る方法がイラストととともにわかりやすく書いてあります。
災害時だけでなく、普段の生活もちょっとしたときに役立つアイデアもあります。

例えば、【単三電池を単二に変える方法】

1.    A4用紙を1枚ずつ短辺を縦に4つ折りにする。
2. 1.の折った紙を4枚、単三電池の周りに直径が2.6㎝になるまで1枚ずつ巻く。
3. 巻いた紙をセロハンテープでとめると、単二電池の代わりとして利用できる。

今も全国各地で地震や自然災害が起きています。
いざという時にこの本のどれか一つでも覚えておくいいと思います。

ぜひ、読んでみてください。

2026年
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