今日、4月14日は当時世界最大の客船であったタイタニック号の沈没事故が起こった日です。
イギリスの豪華客船「タイタニック号」は全長269m、幅28mで、当時としては世界最大級の船でした。
船内は最高水準の豪華なつくりで、プールや複数のサウナ、ダイニングルームやラウンジ、読書室などの公共スペースも備えられていました。
タイタニック号は1912年4月10日にイギリス・サウサンプトンからアメリカ合衆国・ニューヨークを目指し、億万長者や実業家、移民などの2,200人を超える乗客を乗せ、数日間にわたる航海を始めました。
しかし、4月14日の23時40分ごろ氷山に衝突、船の底に穴が開いてしまい徐々に沈みはじめます。
2時間40分後の翌4月15日の2時20分に船は完全に沈没し、約1,500人もの犠牲者を出してしまいます。
この出来事は当時の人々に大きな衝撃を与えました。
今回はそんなタイタニック号に関する書籍をみなさんに紹介していきます。
▶『図説世界史を変えた50の船』(イアン・グラハム/著・原書房・2016)
この本は、船が人類の歴史や文化、文明がどのようにして形づくられてきたかを、船を通して読み解く一冊です。
タイタニック号を含めた古代から現代にいたるまでの50の船が収録されており、交易や探検、戦争などで船がどのようにして歴史を動かしてきたか、豊富な図とともにわかりやすく解説されています。
▶『世界を変えた100の手紙 下』(コリン・ソルター/著・原書房・2023)
この本には歴史の転換点となったさまざまな手紙が収められています。
その中には、当時タイタニック号に乗っていたアレクサンダ―・オスカー・ホルバーソンが母宛に書いた手紙も紹介されています。
当時の乗客たちの日常や期待が綴られていますが、手紙の状態からその日常が急に奪われてしまった悲惨さが伝わってきます。
タイタニック号の出来事を「個人の言葉」から感じ取ることができる一冊としておすすめです。
▶『マジックツリーハウス9 タイタニック号の悲劇』(メアリー・ポープ・オズボーン/著・メディアファクトリー・2003)
『マジック・ツリーハウス』シリーズは、主人公のジャックとアニーの兄妹が、不思議な木の上の小屋から時空を超えてさまざまな時代や場所へ旅をし、冒険を重ねていく人気の児童書シリーズです。
歴史や文化にふれながら物語を楽しめるのが魅力で、世界中で親しまれています。
今作では、二人は1912年の豪華客船タイタニック号へタイムスリップ。
船内で出会った人々と交流する中で、やがて起こる沈没事故に巻き込まれていきます。児童書ならではの読みやすさで、物語を楽しみながらタイタニック号の当時の様子や歴史にふれることができる一冊です。
また、この日の出来事はジェームズ・キャメロン監督によって1997年に『タイタニック』というタイトルで映画化されました。
映画の主演は、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット。
1912年のタイタニック号処女航海中の沈没事故を背景に、身分の異なる男女の恋愛を描いています。
氷山衝突から沈没までと現代の調査船でのシーンも交えて描写されており、第70回アカデミー賞では作品賞を含む11部門を受賞しました。
当館にもDVDの所蔵がございますのでぜひご利用ください。
参考:
・『1年まるごときょうはなんの日?4月〜6月』(「1年まるごと きょうはなんの日?」編集委員会/編・文研出版・2016)
・20世紀スタジオ公式ホームページ「タイタニック」https://www.20thcenturystudios.jp/movies/titanic(最終確認日:2026年3月24日)


